So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

このシチュエーションは自分に置き換えると吐き気がする。 [涙活]

スポンサードリンク




sonoonna.jpg
こんにちは、泣語家の泣石家 霊照です。
映画のSAWシリーズをご存知ですか?ある特定の場所でのみ行われるサスペンス。シチュエーションスリラーの金字塔です。とはいえ個人的に最高なのは「1」で、シリーズは6作リリースされていますが、初代を超えるものは無いと思っています。もっと言うと、SAWの出現以降、数多の類似作品が世に溢れましたが、SAW1を超える作品にはなかなか出逢えません。

と、そんな前置きがある中で、今日ご紹介するのは「その女アレックス」ピエール・ルメートル著の長編小説です。おいおい前段と異なり小説かい!?とのツッコミは華麗にスルーして、本書の魅力を語るとすれば、今までに読んだことの無い構成につきます。450ページほどある長編ですが、その構成の巧みさに、あっという間に読み終えてしまうはずです。3章仕立てになっており、その1章1章である種の解決を見るが、さらに新たなる謎が生まれると言う、中毒性をはらんでいます。

そして、冒頭のシチュエーションスリラーが第1章の舞台になっているのです。映像がなく、文字だけで語られるソレは、鮮明な映像よりも無限のイマジネーションに助けられて無類の禍々しさを放っています。そして、第2章で裏切られる第1章の哀れみと同情、そして第3章で明らかになる緻密な仕掛けと伏線の回収…。久々に大ヒット、大満足のミステリとなりました。2014年に数々の海外賞を受賞し、2015年の宝島社の「このミス」海外部門1位にも選ばれているので当たり前といえば、そうなのですが、それを抜きにしてもお伝えしたい一冊です。

映画の製作も進行しているそうで、R指定必須ですが(笑)泣くほど怖いコンテンツとなりそうです。



スポンサードリンク



nice!(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 0