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体感は、突然である。 [旅「中南米」]

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遺跡を巡る旅も終盤に近づいていた。スペイン統治時代の城門の一部や砦が現存しており、カラフルで美しい街並を誇るカンペチェ。99年に世界遺産に登録された景観に、真っ赤に焼けたフォルクスワーゲンがよく似合った。安宿カステルマルは、良く言えば時代を感じさせる建物だった。「ベッド3つに、トイレ、バスが付いて、いいお部屋です」店主の言葉は嘘ではなかったが、足りなかった。トイレには扉が無く、代わりに丈の短い布がぶら下がっていたし、シャワーとは2mほどの高さに突き出た蛇口で、水しか出なかった。しかし、最大の驚きは夜に来た。突然のドコッという大きな音に飛び起きて電気付けると、ベッドとベッドの間に、大きな石が砕け落ちているではないか。上を見ると天井が崩れている。石はベッド脇の麦わら帽子にも降り注いでいた。昼間、街を散策してもここまで歴史を実感させてくれる観光スポットはなかった。これだから旅はやめられないのだ。




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